太陽光発電システムとは、太陽電池を使い太陽の光を吸収して電気に変える発電システムです。通称PVと呼ばれいます。
主要な機器は太陽電池を配置した「太陽電池パネル」と、太陽電池で発電した電気を家庭用の交流100Vに変える「パワーコンディショナ」。その他に、電気の逆流を防いで集電する接続箱・発電モニター・電力売買電メーターなどが必要になります。
1 自家発電で電気料金を削減
昼間の電力は自家発電した電気を使用し、光の届かない夜間は電力会社の電気を使用。一般的な「従量電灯契約」から「オール電化契約」にすれば光熱費を電気代だけに集約できるので、節約がしやすくなります。また深夜の電気料金が安くなるので、上手に工夫すれば、光熱費は大幅に削減することも可能です。家のエネルギーをすべて電気でまかなうオール電化と太陽光発電を併用することによって、太陽光発電のメリットが最大限に活かせます。
2 電気を売ることができます
太陽光発電で作った電気がご家庭の使用電力よりも多いときには、余った電気を電力会社に売り、逆に雨天・夜間など光が足りないときは不足分だけを今まで通り電力会社から買うことができます。電気の売り買いはパワーコンディショナがすべて自動的に行ってくれるので、普段の生活は今まで通りです。モニターをチェックしながら節約すれば手間もかからず快適なオール電化生活が送れます。
3 環境に優しい自然エネルギー
設置後に燃料を必要としないのが太陽光発電システムです。何かを燃やしているわけではないので、CO2などの温室効果ガスを出しません。そのためオゾン層の破壊や地球温暖化を抑えることができます。無限のエネルギーを使った、環境にやさしいクリーンな発電システムです。
4 長寿命で、メンテナンスが簡単
太陽光発電システムは発電機などの駆動部分がないため、他の発電システムに比べて寿命が長く、メンテナンスが容易です。30年前の太陽電池搭載の灯台が現在でも順調に稼動していることからも、長期間(20~30年)の利用が期待できます。
5 停電しても安心
地震・台風などの災害時に長時間停電になった場合でも、太陽光発電なら自動運転機能で電気を供給してくれます。テレビやラジオなどで災害時の最新情報の確認や、携帯電話を充電しておくことなどができます。
6 屋根・屋上スペースを有効利用
日中に日射量が得られる場所であれば、既築・新築を問わずほとんどの屋根・屋上の形状に応じた設置が可能です。ご希望や設置条件に合わせて数Wから数千kWまで自由に発電規模を選択できますので、お客様に合わせてご提案させていただきます。
7 国や地方自治体から補助
国・自治体・公共団体などから助成金を受けられます。住宅用ではJ-PEC(太陽光発電普及拡大センター)が窓口と なって1kwあたり70,000円の補助金を受け取ることが可能です。また、太陽光発電助成金制度を設けている自治体も多くあります。産業用では NEDO(独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)などが実施する補助制度が利用可能です。